そうたが教える!葬儀の流れとマナー

2018年03月26日

知っておきたい葬儀の焼香マナー

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焼香と言いますのは僧侶が読み進む読経とともに実施されます。霊前を清めまして、敬う心の状態で亡くなった人に対しての冥福を祈る意味合いが込められています。その為、儀式に必要不可欠な大切な物となります。座った状態で取り組む座礼と立ちっぱなしで行う立礼のタイプがあります。

主として、家、あるいは寺院などでは座礼形式で取り組みそれから、斎場などにおいては立礼によって行われる事が多いといえます。それに加えて、会場の狭さ、あるいは参列者の数により、動くのが簡単ではないケースもあるので、そのような場合は、用意されている自分自身の席で実行する回し焼香を実施することになります。

焼香を実施する順番につきましては、喪主、あるいは遺族に次いで一般会葬者が行うという順番に進んでいきます。自分自身の順が来たら、祭壇前に進んで、僧侶及び遺族に一礼を行なって祭壇へと体を向きなおして、その次に遺影に向かって一礼して実施します。

数は宗派によって異なってきますが、一般的に考えて1から3回行えば大丈夫です。線香をあげる数も1から3本と宗派によって違ってきますが、宗派の行儀作法が解らなくても精魂込めて行えば、とりわけ気に留める必要もありません。

自分自身の宗教でするか葬儀の宗教でやるか悩みどころですが、状況が許す限り相手方の宗派に合わせることが多いです。しかしながら自分自身の宗派の方法で冥福を祈るのも礼儀作法の違反ではありません。