そうたが教える!葬儀の流れとマナー

2016年11月24日

住居のスタイルの変化による葬儀のスタイルの変化

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

葬儀、葬式は故人を弔い、天国へと送り出す大事な儀式です。そのスタイルはその時代により違いますが、大昔からずっと行わてます。しかし、近年その葬式のスタイルは大きく変化してきてます。昔は、お通夜、葬式は自宅で行っていました。祭壇つくり、棺桶を入れ、僧侶が来てお経を唱えます。弔問客は家を訪れて、お悔やみ、焼香をします。葬式が行われる家では弔問客であふれるだけでなく、お手伝いをする近所の奥さんたちが出入りしてとてもにぎやかな状態になります。現在も地方では従来どおりのスタイルで葬式が行われていますが、都市部においてはそのスタイルが大きく変化してきてます。葬式が専門の葬祭場で行われるのです葬祭場では、祭壇が設けられ、葬儀が行われます。葬式が行われる場所が変わっただけなのですが、その理由が、都市部の住宅の変化にあります。以前は、日本の住宅にはアパートマンションのような住宅はなく、一戸建ての住宅でした。棺桶を入れるスペースはありました。現在の都市の住宅はマンションが主流です。部屋に棺桶は入るのですが、通路、ドア、エレベーターがあり、ご遺体をマンションから運び出すことができません。ですので、葬式は専門の会場でやらざるを得ない状況が現在の住宅事情にあります。

また、それだけではありません。下町などでは狭い道路などがあり、とても霊柩車が葬式が行われる道路に入れないという道路事情もあります。霊柩車も大型化していてちょっと狭い道路は入れません。日本の住宅はどんどんマンション化してきてます。高層マンション、タワーマンションとどんどんマンション化してます。マンションにおいては近所の付き合いも非常に希薄です。隣の部屋との付き合いはあるでしょうが、同じフロアでも付き合いがないケースも少なくありません。とてもマンションの部屋で葬式を行える状況ではありません。葬式は専門の会場で行われ、会場を運営する葬式だけを行う専門の業者が行うのが葬式のスタイルになります。専門の業者は葬式をビジネスとして上場して企業として成り立ってます。

[参考情報]
三村の知って得する葬儀AtoZ
www.mimura-sogiatoz.com
> check it out!